グッドラック、ハリウッド。

映画監督、往年の巨匠・ボビー。
新進監督・デニス。
2人の助手(秘書)・メアリ。

出演者は3人。
ボビー・長塚京三
最後までどういう人なのかよくわからなかった。
映画を撮りたいのに撮らせてもらえない今の自分にイラついているのか、
それを認めたくないからイラついてるのか。
そも、イラついてるのかそれともそんな自分をも斜めからみて皮肉ぶっているのかもわからない。
時代遅れな自分。
古きよき昔の映画。
品があって。ウイットに富んで。愛と癒しのある。
暴力的で、思いやりのないイマドキの映画。
そんな世の中をするりと生きているイマドキの若者・デニス。
彼を利用してやろうと思ったのか。
彼に利用されるとも思わず?
最初からGIVE&TAKEで成り立った秘密の契約じゃなかったのか。
デニスが彼を利用したからと言って何故怒るのかわからない。

彼の映画の時代は終わった。
メアリにそう言われた時、もっとショックを受けるのかと思った。
他ならぬ、メアリに言われたら。
彼を尊敬し、愛しているメアリだからこそ、そのことばに真実がある。
でも、同じ。

舞台の上で、ボビーは死んでる。
デニスとメアリがいくら舞台で生きていようと、ボビーには関係ないんだな。
長塚・ボビーには。
だって死んでるから。
台詞を喋ってない間、役としての集中が途切れて見えたし。
映像と違うのが解ってないんじゃないのかね。


ホンの短い場面だったけど、デニスとメアリの場面は面白かった。
デニスが急にデニスとして見えたよ。
こうでなくっちゃ。








ハケン暮らしは別に構わないけれど、短期の仕事が終わる度にムカッとさせられるのがたまらない。
間の休みが長過ぎ、つうか、いつも先が見えないから。
次の仕事決まってれば、何日まで、と思ってこっちも我慢できたり、
本人も休みの内にやらなきゃいけないこともあるからここまでのんべんだらりとできないだろうし。
仕事行ってても身勝手なのは同じなんだけど、やっぱり仕事してればほとんど家にいないし、どうでもいいやと思えるんだけどね。
24才にもなってあんな状態じゃなあ。
自分のことは自分でする、その当たり前ができないのだから。
一度放り出すべきなのかもな。
情けない限りだ…自分も。