ベルばら全国ツアー。

長い長い 
マリー・アントワネット生誕250周年記念ベルばら上演
が終わりを迎える。
やっとだ!
昨年11月の星組全国ツアーから始まった記念上演。
これは観なかったので、私にとっては
今年2月の雪組春野サン特出が始まり。
東宝の星・雪。そしてツアー。
ミズ主演だからと2回も取ってしまって
ちょっぴり後悔したのだったが、
横浜で開演アナウンスを聞いたら涙ぐんでしまった。
(ミズは友による私の好きなジェンヌランキング第2位。そして祐飛と共に現役では
 一番長い時間ファンをやってる)
そして、舞台奥の5段の階段をオスカルの格好で下りてきたのを観て
さらに涙が。
「主役なんだな〜」と。
寿美礼ちゃんのときはそんなことを感じる余裕も無かった。
ただ心配で。
ミズは体力が心配だけどね。



ニュースも何も見ないでいたので、
1幕に随分変更があってびっくり。
本公演よりずっとマシ!
ロザリーまーちゃんもムリにブリブリしなくても
「娘」になってるし。
なにより、オスカルがやさしい。
人間として感情がある。台詞の一つ一つにちゃんと心がある。
コムちゃんのを観てる時は別に感じなかったが、
ミズのオスカルを見たら
コムちゃん冷たかったな…と思えた。
あるいは単純つーか。
2幕も
掠れ声、涙声で熱演のミズ。

眠くて眠くて退屈だったベルばらで
こんなにも涙を流す日が来ようとは、
我ながら驚き。



そしてフィナーレ。
「白ばらの人」をアップテンポで歌うまーちゃんがカッコええ。
ピンクのドレスだけどカッコええ。
薔薇タンが若い!(悠さんいたけど…)
ボレロ、よかった〜。
こういうキリッとした女役のまーちゃんが好きだ〜。
このコンビで一作くらい観たかった。
コムちゃんの相手役としてまーちゃんは最高だったと思う。
でもまーちゃんにはミズの方が自然でいられる相手役になれたんじゃないかな。
惜しい。
願わくば最後の作品、二人の絡みがあってほしい。
ショーでも。



長かった「ベルばら」期間の締めくくりがこのツアーでよかった。