オサドレ。

春野アンドレ初日を観た。
ついでに前日のカシちゃんアンドレもね。
どうせ泊まるなら春野アンドレ二日間が良かったのだけど、
平日ばかりでは仕方ない。
なら、泊まらなくても良かったのだが、
中日&ベルばら観たい友とコムちゃんファンの友と一緒の遠征計画だったので、それならたまにはゆっくりお泊りで行きたいね、という話になり。
日曜は夜中まで酒盛り。
…のせいかどうか。
二度目のベルばらはアンドレ出演シーン以外ほとんど仮死状態。
眠い…。
あんまりにもくだらない作品なんだもの。

で、オサドレ。
軍服&マントで後ろ向きのセリ上がり。
振り向いた瞬間の眩しいこと!!
アンドレがこんなにまばゆくていいんでしょうか。
緊張気味の笑顔も可愛くてねえ。
ルルーとの追いかけっこの場面でマロングラッセおばあちゃんに抱きつくアンドレがまたカワイイ!!
アンドレのイメージというと「ウジウジした優柔不断なダメ男」だったのだが。
オスカルに影のように寄り添う、従来のアンドレ像とはまったく違う人物な春野アンドレを観ているうちに、マンガのアンドレはどんななんだろうとふと思った。
アンドレはオスカルへの思いを心に秘めたまま、
一生オスカルを守って生きてゆくつもりであったろう。
でもだからといって、ただオスカルの影のような存在だったわけではないんじゃないかと思えてきたのだ。
オスカルが惚れたオトコなんだもの。
アンドレ自身に魅力がなければ。
オスカルにとってただ一人の理解者。
自分の女としての部分も、男として育てられたゆえの特異な生き方も、
すべてを受け止め、包み込んでくれる。
共に生きてくれる。
そんな存在であったはず。
心の中ではきっちり主従の線引きをしながら、
オスカルが気遣うことのないよう、対等で遠慮のない物言いのできる関係。
オスカルが安心して自分を出せる相手。

卑屈なアンドレを見慣れた目には
春野アンドレはとても新鮮だった。
似合わない、観たくないと思ってたけど、
も〜、観てよかった!!!


フィナーレ、二人で登場するとホントに豪華。
そして最後のセリ下がり。
客席ではなく(笑)本舞台に向けて
思いっきりふにゃふにゃの笑顔爆発な春野サン。
あの笑顔はいったいどなたに?
もうね、ロケットボーイみたいな笑顔で、
これ観ただけでも行った甲斐ありました。


あ、雪組の中では春野サン、
すっごい浮いていた。
一人でナチュラル芝居だし。
本人比ではスッごい下手な歌なのに、
エライうまく聴こえるっつう(笑)
やっぱ、ステキだ!
寿美礼ちゃん!!!