二つの夢。

毎日のように夢に春野サンが出てきた頃があった。
普通にお友達だったり、自分も花組生だったり、いろいろ。
最近は減ってたんだけど、退団公演が近づいたらまた頻繁に。
で、その初っ端に見た夢がもう退団後の春野サン。
公演が終わってなかよしなジェンヌさんたちと旅行にいったらしい写真を、なぜかユミコに見せてもらっている私。
その写真の春野サンはすっごいおっきな鬘をかぶってる。
あの「ASIAN WINDS」韓国の場面でふーちゃんたちがかぶってたくらいおっきい。
ほんで、ドレスを着てる。ロングドレス。
イヤ、びっくり。
寿だったんか…。みたいな。
これは公演始まる前に見たので、初日とかNOW ONとかスカイレポートとかであんまりなやつれっぷりの春野サンを見るとつい寿に関連付けて考えちゃう。
でも、退団公演でかなり忙しいのだろうけど、やつれ過ぎじゃないだろうか・・・。
心配。
無事に千秋楽を迎えられますように。


もう一つは願望がまんま夢になったとしか思われない“一座”を辞める夢。
本番直前の稽古に行けずに迎えた舞台。
なんと前日の稽古で私の出番が変わっていた!
で、誰もそれを教えてくれなかったので知らずに出て行って恥をかき。
舞台裏に戻って
「変わったの?何で教えてくれないの?」
と訊いてもみんなニヤニヤ笑ってるだけ。
とてもこれから先一緒にやっていけません、と。
…。
一年前から限界を感じてるんだよね〜一座。
ボランティアでやってて、お芝居と言っても余興みたいなもんだし、素人の集まりだし。
回を重ねてきて中途半端に「お芝居」っぽくなってきてるのがまた厄介で、脚本選びの限界というか。
元々のキャラにあった役しか無理だし、演技ができるわけじゃないので台詞の意味なんて理解しないで言ってる。
全体のストーリーを見るとか、自分に与えられている役割みたいなものを理解するとか、ないんだよね。
これは正塚先生のホンを元ネタにした演目を2回やって痛感した。
状況設定すら理解しようとする気はないんだと。
観るほうも演る方も。
そんな事求めるほうが間違ってるのだ。
そうなるとね、植田の脚本が非常に素晴らしいと気づく(笑)
長々した説明台詞でお客に親切。(考えなくていいもん)
登場人物の性格が単純でわかりやすい。
やってる人は自分のところしか覚えてなくても全然オーケー。
お安い見せ場がある。
ね。
近所のホールでちょっとお楽しみに観るんだから「演劇」は必要ない。
でもね〜お年よりが相手なんで、死ぬのはダメとか暗いのはダメとか
あと、舞台セットとか衣裳とかっていう面で無理なものも多々あるし、
もう、脚本見つけるのがたいへん!
来春は「大坂侍」元ネタに、と決まってるのだけどその後がな〜。
毎回苦労して、って言うかアレコレ考えて元ネタ持ってってるんだけど、文句も出るし、かなり変えられちゃうし・・疲れた。
あ〜あ〜辞めたい!
でも今日言われたよ。
私が一番若いんだから、最後まで残んなきゃね〜だと。