ヒマ…だから!?

約一ヶ月、宝塚も宝塚以外の舞台も観ない日々。
週1のペースで敬老会に向けての稽古。
もうね、仕方ないです。
真似です。ユウコそのままです。
だって、私の脳内にはこびりついてるんだから。
しかも、毎週やってると忘れてたとこまで徐々に思い出してくる。
10年も経ってるとね、さすがに忘れてましたよ。
でもテープダメになるんじゃないかってほどビデオ見た作品だから、
やっぱり心の底に残ってるのね。
そして、何より辛いのはこれが私にとってとても大切な作品だってこと。
それが目の前でどんどん壊されていく。
そのままできるわけじゃないことなんかわかってるのだが。
それでも心の中では「チガ〜ウ!!」と叫び、悲しい気持ちを抱えて毎回稽古場を後にするのだ。
辞めたい…。


CSも「マラケシュ」見ながら思う。
この時はもう彩音ちゃん決まってたんだろうな。
春野・ふづき・遠野体制の終焉だったんだなと。
だからこんなストーリなんだと。
この組み合わせじゃなきゃこれはできなかったよね。
ヒロインと呼んでもいいイヴェットは、宝塚のトップ娘役がやるにはやはり汚れ役なのだろう。
(でなければ博多で彩音ちゃんにやらせてもよかったもの)
オリガも危ないけれどギリギリのライン、だと思う。
そしてオリガがをうまい人がやったら主役はオリガになる。
けど、実際はリュドヴィークとイヴェットの話になってた。
花組のトライアングルを作ってたのはこの3人で、
花組の舞台の中心を担っていたのは春野・遠野の二人だった。
コンビではなかったけれど。
永遠の、幻。


今年の夏、あすかは博多座の舞台に立っている。
皮肉な…すれ違い。