パレルモ・ASIAN

初日を観てきた。
東宝の正月公演はエリザベート以来。
まさか、トップのうちにまた回ってくるとは思わなかった。
家族の非難を背中に正月二日から一人で出かける主婦…。

4年前の緊張の初日と違って、
お正月らしいのんびりした雰囲気だった。
寿美礼ちゃんの膝は心配で、
動きもどこかぎこちなく感じたけれど、
ふんわりとした笑顔で舞台に立つ寿美礼ちゃんを観るうち、
今できる精一杯のことをやっているみんなを
まっすぐ見ていればいいんだという気になった。


「落陽のパレルモ
いろんなことが詰め込まれすぎて、
展開や描きたいことは理解できても
それを感じる間がない。
見慣れてきたら、いろいろ感じるのかしら。
なんつーか、演技にも余韻がない。
そして結末はうまく行き過ぎ。


「ASIAN WINDS
エイサーは懐かしい。
カンカン娘かわいい。
あとは…あ、中国キレイ。
韓国、意味わかんない。
東京ブギウギのアドリブは
「ついに東京」


挨拶は、自分で言った
「華やかな花組
がスミレ姫のツボにはまったらしく、
何度も、華やかを繰り返す。
客席からまたも男声で
「待ってました!」
の掛け声。


久しぶりのシャンテ。
11月から行ってなかったらしい。
帰りの荷物は重かった…。